医療現場でのニオイ対策

サイトマップ
日本デオドール株式会社
においや消臭に関する問い合わせ

日々の出来事、においや消臭に関するブログ

においのブログ
医療現場でのニオイ対策

講演要旨集イメージ第26回におい・かおり環境学会に行ってまいりました。学会に参加するのは久しぶりです。ほんと何年ぶりだろう!?かなりテンションが上がり、興味津々で参加してきました。

全部聞きたかったのですが時間がなく、事前にもらったパンフレットを吟味して2日目の特別講演を聴講しました。


講演内容は、

「医療現場におけるニオイの対策」(静岡がんセンター研究所 楠原正俊様)

患者さんの視点を重視し、また患者だけでなく家族や医療従事者の立場にもなって、医療現場のさまざまなニオイの問題に取り組んでいるお話でした。

病院内でニオイの苦情がある場所は、病室や処置室、外来診察室など。消毒や薬のニオイは以前より改善されたようですが、食事や排せつのニオイ、病気自体が引き起こすニオイなど種類は様々です。

病気によってもニオイは違うそうです。中でもがん患者の方は比較的強くにおうらしく、お話を聞いていて心が痛む場面もありました。


そして、こちらのがんセンターのにおい対策はとてもユニーク!
ニオイをマイナスに考えるのではなく、身近なものを改良して、より良いものにしているところが感心しました。

例えばセンター前のローズガーデンのバラから香りのハンドクリームを作ったり、デオドラント機能付きの人工肛門や、患者さんをケアする際の用品をつくったり。また、静岡という地域を考慮して地産のお茶を作ったりしているそうです。


学術的な内容では森林浴、樹木の成分であるα-ピネンの香りを嗅ぐと、がんの増殖抑制作用があるというお話もされていました。この辺りは弊社も積極的に情報を集め、医療現場の消臭対策に貢献していかなければならないと思いました。


せっかくなので、質疑応答の時間に楠原先生に質問!
「報告書にはない患者さんの生の声をお聞かせください。」

先生おやさしい。
「なんかくさい!」
「表現できないけど、ここ独特のにおいがする!」
「面会にきた孫になんかくさいと言われたので、もう面会に来てもらわないようにしなくっちゃ!」

などなど、患者さんが発言した言葉を丁寧に教えてくれました。


生の声、大切です。

私が臭気調査でお客様のところへ伺った際も、どんなにおいで困っているのかこちらに伝えるのが難しいよう。正直「どんなにおいか」よりも「なんか臭い!」なんですよね!そこが再確認できました。質問してよかったぁ。


におい対策にかかわっている者として、充実した時間となりました。
また機会があればぜひ。


(企画検査部:田代)

日時:2013年8月30日