室内に侵入する臭い・・・排気と給気どちらで対策?

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室内に侵入する臭い・・・排気と給気どちらで対策?

こんにちは、名古屋の小林です。
ここ一年程、本社で行われる全体ミーティングに参加しています。ミーティングでは各自に割り振られた仕事の進捗確認や営業報告などを行うのですが、臭いの現場に出ているスタッフから聞かされる内容には、なるほど!と思うこともしばしば。

今回も『なるほど!』な内容がありましたので、皆様にもご紹介したいと思います。


室内でにおいが問題になる場合、たいていは原因が建物内部にありますが、そうではなく、外部から侵入してきたにおいのせいで部屋の中が臭くなることもあります。

よく聞くのが、飲食店の調理臭喫煙所から排気されるタバコ臭。ビルが密集している地域では、給気口が隣のビルの排気口近くにあることもあり、においを吸い込みやすい構造になりがちです。


給気から入り込む臭い
【給気からにおいを吸い込むイメージ】


対策としては、ダクトを延長して排気口の位置を変える方法が有効なのですが、スペースがない、工事費をかけられないといった事情も多く、そうなると消臭・脱臭器の出番となります。


当社では、中和消臭器吸着脱臭フィルターの二つの方法を状況に応じてご提案しています。下記表に大まかな特徴をまとめました。


【室内に侵入するにおいに有効な脱臭法】

脱臭方式 中和消臭器 吸着脱臭フィルター
特長

植物精油消臭剤による中和消臭(臭いと消臭剤が直接反応)

  • ダクト内へは気体状態で消臭剤が拡散するため、圧力損失がほとんどない
  • 排気後も消臭反応が続く
  • 消臭剤の作用で臭いの不快感も軽減できる
  • 消臭効果は50~70%

活性炭による吸着脱臭(臭いを濾し取るイメージ)

  • 臭いの強さや風量の変動にも対応が容易
  • 初期脱臭能力は約90%

弱み

  • 高湿度臭気には不向き
  • 消臭剤を出しすぎると特有の香りがする
  • 高温、高湿度の臭気には不向き
  • フィルタータイプのため圧力損失がややかかる
  • 臭気が強いと交換頻度が上がる

向いている臭いの強さ

臭気強度 3 (楽に感知できるにおい)程度まで 臭気強度 4 (強いにおい)程度まで

向いている排気風量

中~大

イニシャルコスト
(※風量により変動)

ランニングコスト

小~中 小~中

どちらの方法も、排気・給気いずれにも設置可能です。ただ、オフィスビルなどは、より無臭の空気が求められるため給気ダクトに吸着脱臭フィルターをご提案することが多いです。それが、今回報告のあった現場では排気ダクトに中和消臭器を設置していました。

なぜだろうと思い担当者に質問したところ、
「今回のご相談者は、においの発生源となった排気ダクトのあるビル側の方であり、そちらにしか設置できなかったから。」との回答です。


なるほど!


対策法はいろいろ考えられますが、オーナー様の持ち物でない建物に手は出せません。脱臭方法を決めるには、そういった条件も考慮しなければならないのだと改めて思い知りました。


現場の状況をお聞きして最適な方法をご提案しています。室内に侵入するにおいでお困りの現場があれば、是非ご相談ください。


(ホームページ担当 小林)

日時:2019年11月28日