フィトンチッドのことアーカイブ 1ページ目

サイトマップ
日本デオドール株式会社
においや消臭に関する問い合わせ

デオドールのブログ「フィトンチッドのこと」その1

においのブログ
1
ワンルームのジメジメ対策

勤続20年、ニオイ一筋で頑張っております田中です。
きょうもニオイに関してあれこれと皆様のお役に立てそうな(お役に立てたらうれしいな~)情報をご披露していきます。


恵の雨は人間の生活にとってとても大切なものです。しかし、これからの1ヶ月間はジメジメとした不快な気候でとても嫌ですね。

近年、省エネや節電思考が高まり、エアコン(特に冷房)は極力使わないようにしようという意識があります。そんなとき、扇風機でほのかな風を部屋の中に回すのが最近好きで、いっしょにフィトンチッドも飛ばしています。


サーキュレーターと森のカプセルクローバー
【フィトンチッドの飛ばし方】


植物由来成分をビースに包埋した消臭剤を専用のケース(森のカプセルクローバー)に入れ、サーキュレーターの前に吊るして使っています。シトラスミント系の消臭剤でジメジメとしたニオイも無くなり、とても涼しげな感じがします。


消臭ビーズ
【森のカプセルの中身】


ビーズ化して不織布の袋に入っているので取り扱いがとっても簡単!


エアコンの吸込口に取り付けた消臭剤
【エアコンにも使えます】


エアコンに吊せば、気流に乗って消臭成分がお部屋に広がります。
エアコンのカビ臭さも気になりません。


せっかくなら気持ちの良い風にあたりたいですよね。
この一工夫で差が付きますよ~


(田中)

2016年6月 8日
ワンルームのジメジメ対策 のページへ移動する
レモンユーカリのありがたい効用

猛暑が続き日中は外に出たくない毎日です。

そんな時、気持ちを和ませてくれたのがレモンユーカリ
(ユーカリ・シトリオドラとも言います。)

洗濯物を干すために庭に出てしばらくすると、
なんだか落ち着くいい香りに包まれてることに気づきました。


レモンのようだけど、もう少し草くさくて複雑。
周辺の空気が確かに浄化されている感じのするにおいです。
(葉と枝とにおいを嗅ぎ比べてみましたが、
枝の方がよりレモンぽくフラットな印象でした。)

後ろを振り返ると、2年前に庭に植えたレモンユーカリを発見。
こんな暑さなのに葉が生き生きとしています。

レモンユーカリその1

ご覧ください。
葉の表面から精油があふれ出んばかりにプツプツとしています。

レモンユーカリその2


レモンユーカリの主な成分はシトロネラール。
虫を寄せ付けない作用があると言われています。
そのおかげでしょうか、
例年、日中でも庭に出た途端蚊に刺されていたのが今年はゼロ。
レモンユーカリ様様です!

今年の夏はこの香りのおかげで庭に出るのが楽しみになりました。


(ホームページ担当 小林)

2015年8月 8日
レモンユーカリのありがたい効用 のページへ移動する
雨音は昭和ノスタルジック

こんにちは!

いやいや、梅雨です。当たり前と言えば当たり前なのですが、毎日毎日雨ですねぇ。さすがに少しうんざりしますが、これがないと夏には水不足と考えると、仕方がない気もします。でもここ数日のゲリラ豪雨のような雨は勘弁してほしいものですが...。

さてさて、ここ数日と言えば、私、割と都内を飛び出す仕事が多いのですが、ここのところは都内近郊での仕事に終始しておりました。

その一つに「タバコのニオイ」が問題の現場がありまして。完全禁煙のマンションなのですが...何故かタバコ臭がするらしく(不思議です)。

その不思議なタバコ臭の消臭目的で数年前にミニフォレストを導入して頂きました。

ミニ・フォレスト タバコ臭

当初はタバコ臭が供給されていた(?)らしく、消臭剤(タバコ臭用の秘密のブレンドです!)を交換した当初は効き目絶大!でしたが、やはり消臭剤の減りとともにタバコのニオイが...。

しかし、現在、、消臭剤がさわやかに香り、タバコ臭はほとんどありません。

どうやらタバコ臭の供給が止まったのと、消臭剤の効果で壁に染みついたタバコ臭が落ちてきたのです。現場に伺うたびにイイ香りになって嬉しい限りです。

ところで...東京の象徴と言えば

東京タワー

昭和生まれ世代には東京タワーですよね。

当社、全員昭和生まれなもので(笑)

技術室:島田

2015年6月20日
雨音は昭和ノスタルジック のページへ移動する
年輪の数え方

「あっ いい匂いがする!」
とある建物の近くを通ると清々しい木の香りが・・・
鼻を頼りににおいの元をたどると・・・ありました!!


樹齢270年の天然杉その1
(約160cmの妖精と大きさを比較)

においはこの根本から漂っています。
思い切り吸い込んでフィトンチッド満喫しておきました。 (^O^)


こちらは樹齢270年の天然杉。
岡山県の『勝山木材ふれあい会館』の横に飾られていました。
平成16年の台風で倒壊したそうですが、
10年も経っているのに良い香りがぷ~んと広がっています。


それにしても立派な年輪ですね。
ほんとに270あるのか数えようとして、さて、困った。
内側と外側どちらから数えればいいの?


そこで年輪の数え方、調べてみました。


・・・


内側から数えるそうです。
つまり木の中心部が一番古く、外側が新しい年代となります。
木は外側に外側に向かって育っていくんですね。


樹齢270年の天然杉その2

内側の色が濃い部分は心材とも言われ強度も強い!
精油の量も多く、最も腐りにくい部分なんですね。
なるほど、時間の経過とともに強くなっていくのか!
(人もそうありたい!!)

皆さんも年輪を数えることがあればお間違えなく。
内側からですよ!


(ホームページ担当 小林)

2014年8月18日
年輪の数え方 のページへ移動する
トマトのフィトンチッド、仲間を助ける

フィトンチッドには害虫から身を守る働きがあります。
経験的に様々な例が報告されていますが、
植物の体内でどういった反応が起こっているのかはよく分かっていませんでした。


今回、トマトを使った実験でその具体的な仕組みが解明されたとのこと。
興味深いお話なのでご紹介しますね。


トマト


簡単に要約すると。。。

  1. 害虫に葉を食べられてしまったトマトから青葉アルコール(フィトンチッドの一種)が発生する。
  2. 周りのトマトは青葉アルコールを取り込み、体内で害虫の成長を抑える別の化合物を作り出す。
  3. 化合物を作り出したトマトでは、害虫の生存率が約2割下がった。

詳しくはこちら↓
参照元:京都大と山口大の研究チーム
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2014/140429_1.htm


青葉アルコールは、緑茶の香り成分として発見・命名された物質です。
イネやナス、キュウリなどでも同じ防御の仕組みがあると言われています。

フィトンチッドの働きをうまく利用すれば、農薬を使わない、あるいは使用量を減らして害虫駆除が出来るようになるかもしれません。自然の力って素晴らしいですね!


(臭気判定士 小林)

2014年5月19日
トマトのフィトンチッド、仲間を助ける のページへ移動する
ホテルの廊下はオゾンよりフィトンチッド消臭?

先日、京都のあるホテルに泊まりました。
挙式場もあり、シングルからスイートまで合わせると
全部で250室以上もある大きなホテルです。


和室を選んだのですが、室内はきれいでニオイもなし!
灰皿付きの喫煙ルームなのにタバコのニオイを感じません。
たぶんオゾン脱臭などで対策されているのでしょう。
ニオイにうるさい客にはうれしいサービスです。


ホテルの廊下
(ホテルの廊下イメージ。今回の記事とは関係ありません。)


ところがちょっと残念なのは廊下です。
私の鼻が敏感なのかもしれませんが、明らかにタバコのニオイを感じました。
ホテルでタバコ臭がすると、古くて安っぽいイメージが沸いてきませんか?

部屋だけ脱臭すれば問題ないと考えたのでしょうか?
室内のイメージが良いだけに非常にもったいない。


ところで、オゾン脱臭は人がいる場所での使用はお勧めしません。
酸化力が強くて肺などの器官を痛める恐れがあるからです。
お部屋の脱臭をするときも、清掃員がいなくなってから
オゾンの回収まで自動で行う機器を使っているのだと思います。


じゃあ、廊下のにおいはどうしたらいいのか?


そうだ!あれがいい。当社のフィトンチッド消臭
植物の消臭成分がタバコ臭を消しつつ、においの質も変えてくれるはず。
もちろん人がいる空間でも大丈夫。
空調に接続して『表から見えない施工』もできるからホテルにもぴったり・・・


家族旅行の最中に、ふとそんなことを考えていたのでありました。


業務用のフィトンチッド消臭は森林浴消臭器をご覧くださいね。


(臭気判定士 小林)

2014年5月13日
ホテルの廊下はオゾンよりフィトンチッド消臭? のページへ移動する
フィトンチッドが体内に!

森の中を歩くと『フィトンチッド』と呼ばれる森の香り成分が血中に取り込まれることを、旭川医大の中村正雄名誉教授らの研究チームが突き止めました。(日本経済新聞2月3日夕刊より)


森林浴のイメージ
(森のフィトンチッドイメージです)


これまでは脳波を調べたり、血圧を調べたりすることで
フィトンチッドの森林浴効果が確かめられていました。
が、今回はなんと、実際に血液中のフィトンチッド濃度を
ガスクロマトグラフで調べたそうです。

被験者は4人の男性。
昨年の夏から秋にかけて釧路湖周辺の森林を1時間歩き、
森を歩く前と後の血液を調査。
するとフィトンチッドに当たる数種類の化学物質の濃度が高くなっていたそうです。

中村名誉教授は、
「フィトンチッドが肺で吸収された後、血液中で濃縮されているのではないか。」
とおっしゃっています。


アロマテラピーの世界では、鼻で感じた香りが脳にもたらす作用と、
肺や皮膚から血中に取り込まれたものでは、
同じ成分でも違う働きを起こすことがあると言われています。

血液中に取り込まれたフィトンチッドが、
どんな働きをしているのか、これからの研究も楽しみですね。


今回の研究内容については、
3月26日から始まる『日本森林学会大会』(会場:大宮ソニックシティ)
で発表されるそうです。お近くの方は是非。。。


(臭気判定士 小林)

2014年2月 4日
フィトンチッドが体内に! のページへ移動する
樹齢1000年のタイワンヒノキ

連休中、奈良の薬師寺に行ってきました。

東塔が大修理中のため拝観できませんでしたが、
塔の先端にある水煙が降ろされ、期間限定で展示されているとのこと。
間近で見るチャンスは約60年に一度だそうです。
「私にはラストチャンス!」と展示会場に足を運びました。


薬師寺東塔の水煙

水煙には「木造の塔が火災にあわないように。。。」との願いがこめられています。
東西南北と4面ありますが、一つの面に3つの天人が描かれ、
裏表で2人と数えることから、全部で24名の天人が塔をお守りしているそうです。

雨風に打たれ浸食が激しいですが、
近隣に金属を酸化させるガスを発生するような工場がない限り、
元通り東塔に取り付けられる予定だそうです。
国宝だけどあるべき場所に置いておくという考え、信念がありますね。


さて、今回の展示場で私が最も興味を持ったもの。。。
実は他にあるんです。


それは、樹齢1000年のタイワンヒノキ!

樹齢1000年のタイワンヒノキ


「白鳳伽藍復興御用材」として展示されていました。とても立派な大木です。
(長さ14.2m、直径1.37m~1.76m、重量16.5t)

タイワンヒノキと言えば、精油成分のヒノキチオールが発見・命名された木ですね。
ヒノキチオールは抗菌性の高い成分として知られていて、
日本ではヒバ類に多く含まれています。
(日本のヒノキにはわずかに含まれているそうです。)


もちろんにおいを嗅ぎました。
まずは側面から。清々しい木のにおいがします。

今度は切り口から。やっぱり濃い。

タイワンヒノキの断面

エッセンシャルオイルで言えば、
ローズウッドとベルガモットの香りを合わせたようなフレッシュなにおい。
まだ瑞々しく生命力を感じました。
ずっと嗅いでいたい香りです。


この「東塔水煙降臨展」平成25年11月30日までの予定です。
水煙に見とれるもよし、タイワンヒノキのにおいを嗅ぐもよし。
60年に一度ですからね。お早目に!


(臭気判定士 小林)

2013年11月19日
樹齢1000年のタイワンヒノキ のページへ移動する
これぞフィトンチッド!

お盆休み、緑豊かな山間部で過ごしてまいりました。
少し奥へ車を走らせると、携帯の電波も届かなくなるような所。
せり出した山々は見渡す限り森林ですが、
自然の緑はどんなにたくさんあっても目の邪魔にはなりません。


さて、渓谷に川遊びに行った時のこと、
林道の入口に大きなケヤキの木がありました。

欅1

大人でもかかえきれないほど立派な幹。
そして、ケヤキに近づくと独特の木の香りがします。

ちょっぴりカビ臭いけれどすがすがしい。
これぞ天然のフィトンチッド!

思い切り深呼吸してきました。


実は林道の手前には公衆トイレがあり、
あまり清掃が行き届いていないせいか臭かったんですよね。
ところがケヤキの傍まで来ると、トイレのにおいは全く感じなくなったんです。
ケヤキのフィトンチッドで浄化されたんでしょうか。空気が変わってました。


こちらは同じケヤキを裏から撮ったもの。
まるで違う生き物のよう。

欅2


どっしりと構えたケヤキの木。
この渓谷を監視する守り神にも見えました。


(小林)

2013年8月20日
これぞフィトンチッド! のページへ移動する
フィトンチッド消臭

皆さんは「フィトンチッド消臭」という言葉をご存知ですか? (そもそも、フィトンチッドって何ぞやという方もいるかもしれませんね。) pencilフィトンチッドについて

簡単に言ってしまうと、フィトンチッドは植物が持つ有効成分のことで、森林浴がブームになった頃から注目されました。(アロマやハーブも言い方が違うだけで、植物の有効成分を香りや香辛料として利用しています。)


さて、この植物の有効成分を「臭い消し」に利用したのが当社の消臭システムです。

植物のフィトンチッド今でこそ検索窓にフィトンチッドと入力すると、関連ワードとして「フィトンチッド消臭」が表示されるようになりましたが、当社がホームページを開設した頃はまだ一般的な言葉ではありませんでした。

脱臭方法で仕分けると、当社の消臭法は「消・脱臭剤法」「感覚的消臭法」などに分類され、少し納得いかないと思ったものです。

フィトンチッドの有効成分は、臭い物質と化学的に反応して無臭物質になることも確かめられているし、芳香成分によりマスキング効果もある。(化学反応式はまだ一部しか解明されていませんが。。。) pencil消臭メカニズム

実際はいろんな働きが総合的に作用して臭いを消すのです。 これをうまく説明できないものかと、今までは中和消臭あるいは森林浴消臭と名付けて紹介してきました。


日本デオドールが脱臭事業を始めて4月で30年を迎えました。「フィトンチッド消臭」も少しばかり市民権を得たようです。まだまだ知らない方も多いでしょうが、今回ホームページをリニューアルするにあたり、当社の消臭システムを一言で表すなら。。。ということで、思い切って「フィトンチッド消臭」の言葉を用いました。

さらに、業務用のフィトンチッド消臭器を扱う専門会社というのは、脱臭業界でも珍しいんですよ。(家庭用フィトンチッド消臭器ももちろんあります!)

このすぐれた消臭法を、これからもたくさんの方にお伝えしていきたいなと思います。

(ホームページ担当:小林)

2013年4月 2日
フィトンチッド消臭 のページへ移動する
冬至にはかぼちゃと柚子

こんにちは!!

かぼちゃの煮物今日は一年で一番昼が短い日、冬至です。

昼が短い → 夜が長い → いっぱい眠れる
となるとありがたいのですが・・・。

なんてことはさておき、
冬至といえばかぼちゃと柚子湯!

冬至にかぼちゃを食べるのは風邪をひかない等の健康祈願はもちろん金運祈願もあるそうです。
年末の宝くじの発売も今日まで。
宝くじを買ってかぼちゃを食べるといいのかな?と思わず下心が芽生えそうです。

ゆずイメージそして柚子湯。
柚子の芳香成分には血行を良くし、新陳代謝を高め体を温める作用があり寒い時期に最適です。保湿作用もあるので、肌がかさつきがちな方にもお勧め。

またイライラを落ち着かせて穏やかにする作用があり、何かと忙しく落ち着かない年末にもってこい。
そう考えると冬至に柚子湯と考えた先人の知恵は素晴らしいです。

柚子湯に入るのにはいくつか注意することがあります。

  • 柚子の精油(芳香成分)は主に果皮に含まれています。皮ごといれましょう。
  • 柚子の精油には光毒性があります。入浴直後に紫外線にあたると皮膚にダメージを与えるので気をつけてください。
  • 敏感肌の方には少々刺激が強い場合があります。柚子をいれる量にご注意を!

子供の頃、お風呂に浮いてる柚子をもみ過ぎて肌が赤くなったことがある大嶋でした。

(企画・検査 大嶋)

2012年12月21日
冬至にはかぼちゃと柚子 のページへ移動する
精油と白癬菌

精油(フィトンチッド)には、抗菌・抗真菌(カビ)効果があると言われていますが、今日は最新の研究報告から白癬菌への効果についてご紹介します。

足のイメージ白癬菌とはカビの一種で、「水虫」と言った方が分かりやすいかもしれません。同じ白癬菌でも種類によって、足の皮膚を好むもの、上半身を好むもの、頭皮を好むものがあるそうです。足の裏や、足の指の間に感染したものが水虫です。水虫は、人口の2割以上が罹患していると推定されています。

薬剤や精油の抗菌作用を測定する方法として、希釈した薬剤や精油溶液と菌液を混ぜて培養し、菌の発育を抑制する最小濃度(最小発育阻止濃度:MIC)を求める方法があります。この方法でMICを調べると、シナモンバーク、レモングラス、タイム・チモールなどの精油が、白癬菌に対して強い効果があることが確認されています。

一般に市販されている水虫薬と比べると、MICの数値はまだまだ高い(抗菌効果は低い)ですが、精油の特長として

  • 皮膚への浸透性が高い
  • 揮発性があり、気体として拡散した精油にも抗菌効果がある

ことから、精油を使ってより効果的に白癬菌を退治する方法が提案されていました。

例えば、

  • 市販薬との併用で皮膚の奥まで薬を届くようにする
  • 紫外線照射で靴の殺菌をする方法があるが、紫外線が届かない靴の奥の抗菌に、精油の揮発成分をうまく利用する

といった感じです。

気体として拡散した精油成分にも抗菌効果があるなら、室内の殺菌・消毒にも使えそう!と期待してしまいますが、これは非現実的。そこまでの効果を発揮させるには、精油のにおいに耐えられないほど高濃度発散させる必要があるからです。しかし、靴箱のように密閉された狭い空間の抗菌・抗真菌剤としてなら、実現できそうです。

※当社でも、植物精油の消臭剤を気体で利用していますが、あくまでも消臭目的で室内に発散させています。

精油の研究が進んで、より効果的で体に優しい薬に応用できるといいですよね。

(小林)

におい・かおり環境学会誌 2012年5月号 「植物精油の抗真菌・抗炎症効果 ~真菌感染治療屁の可能性~」(丸山奈保、安部茂) を参考に作成しました。

2012年7月 9日
精油と白癬菌 のページへ移動する
フィトンチッドとは?

こんにちは!ホームページ担当の小林です。

さて、当社の代表的な消臭システム(中和消臭)は、植物が持つ消臭力にヒントを得たいわゆる「フィトンチッド消臭」となります。

フィトンチッド? と、思われる方も多いでしょう。

創業当時と比べるとフィトンチッドの認知度も上がっていますので、その言葉を聞くと木や自然を連想される方もいるでしょう。ですが、そんなの知らないよ~といった人のために、ブログを通して今一度説明していきたいと思います。


森林イメージフィトンチッドについて分かりやすく説明するとき、一番に例えられるのが「森林の香り」です。普段から森の近くに住んでいる方は、鼻が慣れてしまってあまりピンとこないかもしれませんが、たまに木々の生い茂った森へ足を運ぶと、空気が違うのがよく分かります。さわやかでおいしいですよね。甘みを感じることもあり、思わず深呼吸せずにはいられません。

この目に見えないさわやか物質の正体が、フィトンチッド なのです。

やや専門的にご説明すると、フィトンチッドは樹木が自分で作りだして発散する揮発性物質で、その主な成分はテルペン類と呼ばれる有機化合物です。
(これは狭い範囲で考えた場合で、ハーブや漢方薬に使われる草なども広い意味ではフィトンチッドを作り出しています。)

この森に揮散しているフィトンチッドを人間が浴びることを森林浴と言い、森林療法、森林セラピーとして健康のために取り入れられています。(当社でもそれにあやかって、室内用の消臭器を「森林浴消臭器」と名付けています。)


それにしてもフィトンチッドという言葉は、聞きなれないとおかしな感じがしますね。

もともとその存在を見つけたのは、ロシア(旧ソ連)の生態学者であるトーキン博士。
「植物が傷つけられると他の生物を殺す物質を発散する現象」として発見したので、植物が(フィトン)が殺す(チッド)と名付けたようです。ちなみに、ロシア語をローマ字表記に直すと「fitontsidy」、英語では「phytoncide」となります。

フィトンチッドは、命名以前から人間の暮らしに役立ってきました。経験的にその効果が認められ、現在も幅広く利用されています。

次回はフィトンチッドの様々な働きについてご紹介したいと思います。

2012年3月15日
フィトンチッドとは? のページへ移動する
1