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デオドールのブログ「フィトンチッドのこと」その2

においのブログ
トマトのフィトンチッド、仲間を助ける

フィトンチッドには害虫から身を守る働きがあります。
経験的に様々な例が報告されていますが、
植物の体内でどういった反応が起こっているのかはよく分かっていませんでした。


今回、トマトを使った実験でその具体的な仕組みが解明されたとのこと。
興味深いお話なのでご紹介しますね。


トマト


簡単に要約すると。。。

  1. 害虫に葉を食べられてしまったトマトから青葉アルコール(フィトンチッドの一種)が発生する。
  2. 周りのトマトは青葉アルコールを取り込み、体内で害虫の成長を抑える別の化合物を作り出す。
  3. 化合物を作り出したトマトでは、害虫の生存率が約2割下がった。

詳しくはこちら↓
参照元:京都大と山口大の研究チーム
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2014/140429_1.htm


青葉アルコールは、緑茶の香り成分として発見・命名された物質です。
イネやナス、キュウリなどでも同じ防御の仕組みがあると言われています。

フィトンチッドの働きをうまく利用すれば、農薬を使わない、あるいは使用量を減らして害虫駆除が出来るようになるかもしれません。自然の力って素晴らしいですね!


(臭気判定士 小林)

2014年5月19日
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ホテルの廊下はオゾンよりフィトンチッド消臭?

先日、京都のあるホテルに泊まりました。
挙式場もあり、シングルからスイートまで合わせると
全部で250室以上もある大きなホテルです。


和室を選んだのですが、室内はきれいでニオイもなし!
灰皿付きの喫煙ルームなのにタバコのニオイを感じません。
たぶんオゾン脱臭などで対策されているのでしょう。
ニオイにうるさい客にはうれしいサービスです。


ホテルの廊下
(ホテルの廊下イメージ。今回の記事とは関係ありません。)


ところがちょっと残念なのは廊下です。
私の鼻が敏感なのかもしれませんが、明らかにタバコのニオイを感じました。
ホテルでタバコ臭がすると、古くて安っぽいイメージが沸いてきませんか?

部屋だけ脱臭すれば問題ないと考えたのでしょうか?
室内のイメージが良いだけに非常にもったいない。


ところで、オゾン脱臭は人がいる場所での使用はお勧めしません。
酸化力が強くて肺などの器官を痛める恐れがあるからです。
お部屋の脱臭をするときも、清掃員がいなくなってから
オゾンの回収まで自動で行う機器を使っているのだと思います。


じゃあ、廊下のにおいはどうしたらいいのか?


そうだ!あれがいい。当社のフィトンチッド消臭
植物の消臭成分がタバコ臭を消しつつ、においの質も変えてくれるはず。
もちろん人がいる空間でも大丈夫。
空調に接続して『表から見えない施工』もできるからホテルにもぴったり・・・


家族旅行の最中に、ふとそんなことを考えていたのでありました。


業務用のフィトンチッド消臭は森林浴消臭器をご覧くださいね。


(臭気判定士 小林)

2014年5月13日
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フィトンチッドが体内に!

森の中を歩くと『フィトンチッド』と呼ばれる森の香り成分が血中に取り込まれることを、旭川医大の中村正雄名誉教授らの研究チームが突き止めました。(日本経済新聞2月3日夕刊より)


森林浴のイメージ
(森のフィトンチッドイメージです)


これまでは脳波を調べたり、血圧を調べたりすることで
フィトンチッドの森林浴効果が確かめられていました。
が、今回はなんと、実際に血液中のフィトンチッド濃度を
ガスクロマトグラフで調べたそうです。

被験者は4人の男性。
昨年の夏から秋にかけて釧路湖周辺の森林を1時間歩き、
森を歩く前と後の血液を調査。
するとフィトンチッドに当たる数種類の化学物質の濃度が高くなっていたそうです。

中村名誉教授は、
「フィトンチッドが肺で吸収された後、血液中で濃縮されているのではないか。」
とおっしゃっています。


アロマテラピーの世界では、鼻で感じた香りが脳にもたらす作用と、
肺や皮膚から血中に取り込まれたものでは、
同じ成分でも違う働きを起こすことがあると言われています。

血液中に取り込まれたフィトンチッドが、
どんな働きをしているのか、これからの研究も楽しみですね。


今回の研究内容については、
3月26日から始まる『日本森林学会大会』(会場:大宮ソニックシティ)
で発表されるそうです。お近くの方は是非。。。


(臭気判定士 小林)

2014年2月 4日
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樹齢1000年のタイワンヒノキ

連休中、奈良の薬師寺に行ってきました。

東塔が大修理中のため拝観できませんでしたが、
塔の先端にある水煙が降ろされ、期間限定で展示されているとのこと。
間近で見るチャンスは約60年に一度だそうです。
「私にはラストチャンス!」と展示会場に足を運びました。


薬師寺東塔の水煙

水煙には「木造の塔が火災にあわないように。。。」との願いがこめられています。
東西南北と4面ありますが、一つの面に3つの天人が描かれ、
裏表で2人と数えることから、全部で24名の天人が塔をお守りしているそうです。

雨風に打たれ浸食が激しいですが、
近隣に金属を酸化させるガスを発生するような工場がない限り、
元通り東塔に取り付けられる予定だそうです。
国宝だけどあるべき場所に置いておくという考え、信念がありますね。


さて、今回の展示場で私が最も興味を持ったもの。。。
実は他にあるんです。


それは、樹齢1000年のタイワンヒノキ!

樹齢1000年のタイワンヒノキ


「白鳳伽藍復興御用材」として展示されていました。とても立派な大木です。
(長さ14.2m、直径1.37m~1.76m、重量16.5t)

タイワンヒノキと言えば、精油成分のヒノキチオールが発見・命名された木ですね。
ヒノキチオールは抗菌性の高い成分として知られていて、
日本ではヒバ類に多く含まれています。
(日本のヒノキにはわずかに含まれているそうです。)


もちろんにおいを嗅ぎました。
まずは側面から。清々しい木のにおいがします。

今度は切り口から。やっぱり濃い。

タイワンヒノキの断面

エッセンシャルオイルで言えば、
ローズウッドとベルガモットの香りを合わせたようなフレッシュなにおい。
まだ瑞々しく生命力を感じました。
ずっと嗅いでいたい香りです。


この「東塔水煙降臨展」平成25年11月30日までの予定です。
水煙に見とれるもよし、タイワンヒノキのにおいを嗅ぐもよし。
60年に一度ですからね。お早目に!


(臭気判定士 小林)

2013年11月19日
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これぞフィトンチッド!

お盆休み、緑豊かな山間部で過ごしてまいりました。
少し奥へ車を走らせると、携帯の電波も届かなくなるような所。
せり出した山々は見渡す限り森林ですが、
自然の緑はどんなにたくさんあっても目の邪魔にはなりません。


さて、渓谷に川遊びに行った時のこと、
林道の入口に大きなケヤキの木がありました。

欅1

大人でもかかえきれないほど立派な幹。
そして、ケヤキに近づくと独特の木の香りがします。

ちょっぴりカビ臭いけれどすがすがしい。
これぞ天然のフィトンチッド!

思い切り深呼吸してきました。


実は林道の手前には公衆トイレがあり、
あまり清掃が行き届いていないせいか臭かったんですよね。
ところがケヤキの傍まで来ると、トイレのにおいは全く感じなくなったんです。
ケヤキのフィトンチッドで浄化されたんでしょうか。空気が変わってました。


こちらは同じケヤキを裏から撮ったもの。
まるで違う生き物のよう。

欅2


どっしりと構えたケヤキの木。
この渓谷を監視する守り神にも見えました。


(小林)

2013年8月20日
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