香りのブログ(かおり風景100選)

竹富島の海と花のかおり (かおり風景100選 Part100)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」沖縄地方のご紹介です。
かおり風景100選シリーズ、今回が最後の記事です。

【 竹富島の海と花のかおり   】

サンゴ礁の海に囲まれた竹富島は至るところで潮のかおりが感じられます。草木、ハイビスカス、ブーケンビリア、青い空、赤い煉瓦が見られる竹富島は、沖縄県の古い町並みが残っています。


 ◇所在地 / 沖縄県竹富町
 ◇香りの源 / 潮、花
 ◇季節 / 一年中


Taketomi_竹富島_25 / ajari


Taketomi_竹富島_07 / ajari


< 竹富島 >

竹富島は自転車を借りて回れば半日もかからないような小さな島です。面積は5.42平方km、周囲が9.12kmの山のない平坦な地形で、展望台を除けば集落の家の屋根が島で一番高いと言われているそうです。この島では「タキドゥン」とも呼ばれ、昔ながらの家並みが大切に守られていて、赤瓦の民家やシーサー、白砂を敷き詰めた道と琉球石灰岩の塀や一年中咲き乱れるハイビスカスやブーゲンビレアといった、誰もがイメージする沖縄の風景が島民の努力によって今もそのまま残っています。石垣島から高速船で約10分程の最も近いという地理的条件にも恵まれ、八重山諸島のなかでは石垣島に次いで訪れる観光客が多い島です。島内では、三線の音が心地いい水牛車で島を一巡りできます。潮の香りとブーゲンビレアで彩られた風景の中で、
のんびりと漂う竹富の島時間を楽しめます。


『かおり風景100選』とは・・・「香り」と「記憶」をテーマに日本全国から選ばれた100ヶ所の風景が紹介されている、環境省「かおり風景100選選考委員会」事務局監修、フレグランスジャーナル社発行の書籍です。

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指宿知林ヶ島の潮風 (かおり風景100選 Part99)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」九州地方の15所目のご紹介です。


【 指宿知林ヶ島の潮風  】

鹿児島湾の入り口に浮かび、干潮時には砂の道(砂州)で薩摩半島と陸続きになる無人島で、砂州を渡って多くの観光客や家族連れが訪れ、潮の香りを満喫しています。


 ◇所在地 / 鹿児島県指宿市
 ◇香りの源 / 潮、草花、樹木
 ◇季節 / 一年中


知林ヶ島 / alberth2


< 知林ヶ島 >

指宿にある知林ヶ島は、周囲3kmの無人島で、干潮時には世界でも珍しい砂の道(砂州)が現れて、薩摩半島と陸続きなって歩いて渡ることができます。砂州は3月から10月にかけての大潮又は中潮の干潮時に出現し、多くの人々が長さ約800mの砂の道を歩いて渡り、潮のかおりを満喫しています。島内には、平成20年度に整備された遊歩道や展望台、灯台、船着き場を除いては、ほとんど手つかずの自然がそのまま残っています。また、温暖な黒潮と錦江湾内からのやや冷たい流れとの境目に位置しているため、外洋性と内湾性の水産資源が豊富で、貝堀りや魚釣りにが楽しめるそうです。


< 砂州 >

干潮時に姿を現す約800mの砂州は、大人の足であれば片道20分ほどで歩いて渡ることができます。砂州の出現時間は最大4時間ほどで、市が取った統計によれば1時間以上出現する日は年間190日、2時間以上出現する日は86日だそうです。

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屋久島の照葉樹林と鯖節 (かおり風景100選 Part98)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」九州地方の14か所目のご紹介です。


【 屋久島の照葉樹林と鯖節  】

世界自然遺産に連なる大規模な照葉樹林が集落に肉薄していて、森から吹きおろす風にのって花などの自然のかおりに包まれます。また、豊かな照葉樹林の恵みを受けて育った鯖から作られる地元特産の鯖節のかおりも漂っています。

 ◇所在地 / 鹿児島県屋久島町(※上屋久町は平成19年に屋久町と合併して屋久島町となりました)
 ◇香りの源 / 森林、潮、鯖節
 ◇季節 / 一年中


Yakushima HDR - 12 / Kabacchi


< 屋久島 >

屋久島は面積約503平方km、周囲132kmのほぼ円形に近い五角形の島です。「屋久島は月のうち、三十五日は雨が降る」と称される豊富な降水量が豊かな自然を育み、森には樹齢千年を超える「屋久杉」が密かに息づいています。また、山頂付近の年間平均気温は約6、7℃と札幌よりも低いため、日本国内において積雪が観測される最南端となっています。屋久杉原生林、東アジア有数の照葉樹林帯に代表される特異な自然環境と、人々が日常的に森を利用しながらも濃密な生態系が維持されているという二点が評価されて、1993年に島の面積の約21%にあたる107.4平方kmがユネスコの世界遺産に登録されました。

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五ヶ瀬川の鮎焼き (かおり風景100選 Part97)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」九州地方の13か所目のご紹介です。


【 五ヶ瀬川の鮎焼き  】

秋の五ヶ瀬川では、やな場で鮎を焼くかおりが河原を漂っています。ここの鮎は、餌の藻類とともに豊かな森林からの水によって育まれ、大型のものが多いことで知られています。若鮎より香ばしく豊潤で、海、山、川の風味が一体となったかおりがするそうです。


 ◇所在地 / 宮崎県延岡市
 ◇香りの源 / 鮎焼き
 ◇季節 / 秋(「鮎やな」の架設は10月頃)


Shio-yaki (Salt-grilling) [小野川 / 佐原の町並み] / d'n'c

※写真はイメージです

< 五ヶ瀬川 >

五ヶ瀬川は宮崎県北西部の五ヶ瀬町の九州山地の標高1684mの向坂山から日向灘に注ぐ川です。五ヶ瀬川の名は、上流から吐ノ瀬、窓ノ瀬、あららぎノ瀬・綱ノ瀬・大瀬の五つの瀬の名に由来されているそうです。これが主流で長さは106kmにおよび、途中の延岡市で祝子川、北川と複雑に合流し五ヶ瀬川水系を形成しています。ここには鮎をはじめ多くの魚種が生息し、アカメなどの希少な魚類も分布しているそうです。
また五ヶ瀬川では、江戸時代からの伝統的な鮎の漁法である「鮎なや」が毎年架けられて秋の風物詩となっています。「鮎やな漁」とは、産卵のために川を下る鮎の習性を利用し、川をせき止めて竹のスノコで造った「落簀(おてす)」に誘い込む原始的な漁法です。毎年10月から12月上旬にかけて「やな場」が営まれ、鮎を焼くかおりが河原を漂います。その香ばしい鮎を焼くかおりは古くからこの地方に暮らしてきた人々に親しまれた秋を代表する香りです。

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くじゅう四季の草原、野焼きのかおり (かおり風景100選 Part96)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」九州地方の12か所目のご紹介です。


【 くじゅう四季の草原、野焼きのかおり  】

阿蘇くじゅう国立公園の中にあり、ミヤマキリシマをはじめ、四季折々の花々や草木の香りが楽しめるほか、秋の高原では牧草の干し草の香りが漂っています。また、春先に行われる野焼きの香りも風物詩のひとつです。


 ◇所在地 / 大分県竹田市、九重町
 ◇香りの源 / ミヤマキリシマを始めとする四季の花々、草原
 ◇季節 / 春から秋



Kuju mountains / tsuda

< 阿蘇くじゅう国立公園 >

阿蘇くじゅう国立公園は九州のほぼ中央に位置し、周囲約100kmに及ぶ世界最大級のカルデラ地形とその北東部に連なるくじゅう火山群の火山地形の公園です。面積は72,678ヘクタールで、熊本県、大分県にまたがり別府、湯布院、阿蘇と九州の主要な観光地域をつなげています。火山とともに火山活動でてきた多くの山々では、5月下旬から6月中旬にかけて、山一面に咲きほこるミヤマキリシマの群落が楽しめます。火山景観とともに野焼きに代表される草原景観が、裾野に広がる雄大な景色を見せてくれています。ミヤマキリシマは、阿蘇やくじゅうをはじめ九州の標高の高い火山地域に生息する常緑性のツツジで、昭和36年9月2日には「大船山のミヤマキリシマ群落」として国の天然記念物に指定されています。くじゅうの草原では3月上旬に野焼きが一斉に行われています。この野焼きの火で地域の人々は春の訪れを感じるそうです。枯れ草の焼ける独特の香りがあたりに漂い、やがて焼け跡から草花の芽が息吹いてきて、再び緑の絨毯に覆われます。

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