郡山の高柴デコ屋敷 (かおり風景100選 Part18)

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郡山の高柴デコ屋敷 (かおり風景100選 Part18)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」東北地方の14か所目のご紹介です。

【 郡山の高柴デコ屋敷  】

 高柴デコ屋敷で作られる張子人形の塗料として使われる「にかわ」のかおりが、
 工人屋敷周辺に漂っています。

 ◇所在地 / 福島 郡山市
 ◇香りの源 / にかわ
 ◇季節 / 一年中


うさぎの張り子(福島県郡山市)[2085233] - 写真素材
(c) TAKEZO写真素材 PIXTA


 <にかわ> 

<にかわは動物の皮や骨等を原料とし、これを水と共に加熱して製造した有機たんぱく質で、科学的には原料中に含まれるコラーゲンをその母体としています。 接着を主とする工業上の用途において、ほかの物質に見られない数々の性質を持っています。にかわはその特徴である温度差によるゾル(液体)⇔ゲル(固体)の変化を利用して、紙や木等を瞬間的に接着します。古くからは墨、墨汁、漆器、仏具、家具等があげられ、現在では、マッチ、研磨布紙、バフ、貼箱、事務用品、上製本、紙管等に使用されています。あまり良いにおいでは無いようです。


 <高柴デコ屋敷> 

 高柴では、江戸期の元禄時代から、和紙を使った張り子の人形(でこ)を作っており、その工人の集落を昔から「でこ屋敷」と呼んでいます。高柴村での張子づくりの始まりは、遠く戦国時代伊達政宗正室愛姫の生家、三春城主田村氏の四天王の一人で、橋本刑部という武将の一族であった橋本家の祖先が、今から三百年ほど前の元禄年間、武士を離れてこの地に帰農し、大黒屋の屋号で信仰、縁起物などの土人形作りをはじめたのが起こりだとされます。

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