勝沼・一宮のぶどう畑とワイン (かおり風景100選 Part38)

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勝沼・一宮のぶどう畑とワイン (かおり風景100選 Part38)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」甲信地方の1か所目のご紹介です。

【 勝沼・一宮のぶどう畑とワイン 】

 勝沼町から一宮町にかけて全域にブドウ畑が広がり、周辺のワイナリーでは醸造の際の
 ブドウや樽の香りが漂っています。


 ◇所在地 / 山梨県甲州市勝沼町、笛吹市一宮町
 ◇香りの源 / ぶどう、ワイン
 ◇季節 / 一年中

勝沼のブドウ畑 豊作 - 写真素材
(c) shoストックフォト PIXTA


 <勝沼>
 
 勝沼は甲州葡萄の栽培が最初に始まった地と言われており、今ではぶどうとワインの大産地として知られています。江戸時代には本格的な甲州葡萄の栽培が行われ、「和漢三才図絵」「裏見寒話」などにおいても梨や柿と共に果樹の特産地として挙げられています。江戸時代以前は生食専用でしたが、明治期にワインの醸造技術が伝わると出荷にむかない果実などを利用した勧業政策が県庁主導で行われ、ワインの醸造が行われるようになったそうです。明治10年には日本葡萄酒会社が設立され、フランスへも伝習生を派遣して醸造技術やワイン醸造に適した葡萄の栽培や品種改良に取り組み発展していきました。

 <甲州ワイン>

 山梨県のワイン産業は、明治初期に勝沼の2人の青年がフランスで学んだワイン醸造技術を地元に広めて以来着実に発展し、現在では約80社のワイナリーが国内の約3割のワインを生産し日本を代表するワイン産地となりました。なかでも、本県特産の甲州種ブドウで造られた甲州ワインは近年品質の向上が著しく、シュール・リー製法(発酵後、澱と接触させて味の厚みを引き出す製法)や樽を使用したもの、新たな柑橘系の香りを特徴としたものやスパークリングワインなど、様々なタイプのワインが造られています。
 甲州ワインの大きな特徴として「和食に合う」という点が挙げられます。一般的にワインはその国の食事に合うように造られるそうで、日本のオリジナル品種で造られた甲州ワインは、和食の原点となる味噌・しょうゆ・米酢との相性が素晴らしく、海の幸、それも生魚と合わせても楽しめる世界で唯一のワインだそうです。

ワイン樽倉庫 - 写真素材
(c) かえるストックフォト PIXTA
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