香りのブログ

ナンキンハゼの香り

公園の脇を歩いていると、フローラルな香りをふと感じ足を止めました。
香りの強い花が近くに咲いているに違いない。
来た道をゆっくり引き返しながら、お目当ての花はどこにあるのか探します。

足元にこれといった植物はなく、街路樹だけが並んでいます。
でも、確かにここを通った時匂ったんだけど...

見つけました。「これか~?」
頭上を見上げるとそこに「花」らしきものを付けた、美しい緑の新緑が広がっています。
もう一度引き返して深呼吸、よし!確認できた。
やっぱりこれだ~


ナンキンハゼの花香りの正体は「ナンキンハゼ」

少しハート型を思わせるかわいらしい葉が、そよそよと風に揺れていました。その間から、毛虫のようなもこもことした花がたくさん覗いています。ナンキンハゼの花は、雌雄同株の雌雄異花だそうです。

樹に近づくと、熟した果実を思わせる少し酸味のある香りも感じました。この香りは虫たちを呼ぶためなんでしょう。ミツバチやアシナガバチが、せっせと花の間を飛び回っていましたよ。


ナンキンハゼは中国原産の落葉高木で、かつては種子からロウを採取するために栽培されていましたが、今では公園や街路樹として利用されることが多いようです。
紅葉がきれいで、赤や黄色、紫などの鮮やかな色に変身します。秋には実がなり、果皮が割れると中から白いロウに包まれた種子が出てきます。

この花の香りを嗅げるのは、今の季節だけ。
皆さんも探してみてくださいね~

(小林)

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