香りのブログ

ベチバー

アロマテラピー検定で出題される精油の種類を紹介しています。 第23回目は「ベチバー」でアロマテラピー検定1級に出題される20種類のうちひとつです。

【ベチバー(vetiver)】

学名 : Vetiveria zizanoides
おもな成分  : べチベロドール、ベチボン、ベチベロン、ベチベン
科名  : イネ科
抽出部位  : 根
抽出方法  : 水蒸気蒸留法

 vetiver.jpg

心に対する働き  :

緊張やストレスをやわらげて、心を落ち着かせてくれます。 感情のバランスを取るのにも役立つと言われています。 深い鎮静作用があり、疲れた神経を休めてくれます。

体に対する働き  :

血液循環を活発にして筋肉痛や疲労回復に役立ちます。 寝付かれなくなってしまった場合の助けになります。

 

ベチバーは温かみと深いコクを持つ独特の香りで、静かで落ち着きのある趣が特徴です。

ベチバーはインドから東南アジアにわたる熱帯・亜熱帯の地域が原産のイネ科の草本で、高さは2~3mになります。 広く根を張る植物で、イネのようにとがった長い葉をつけます。干ばつや洪水でも生き残るほど非常に生命力が強い植物です。 葉にはあまり芳香はありませんが、根に強い香りがあり、精油は淡い黄色から赤褐色の縮れた根茎から抽出されます。

 ベチバーの精油は、インドやスリランカでは「安静の油」とも呼ばれています。 「安静の油」の別名の通り、心を落ち着かせてくれる香りとして用いられています。 濃い茶色の液体で、瓶を逆さまにしても、なかなか落ちてこないほどベンゾインと並んで最も粘度が高い精油です。 その揮発しにくい性質から、香りを長く保つための保留剤として利用されています。 他の芳香とよくなじむことから、香水の原料や化粧品の原料としても使われています。

またべチバーはサンダルウッドやパチュリ、フランキンセンスと同じように、年月がたつと香りがよくなる 数少ない精油の一つです。

 

<ベチバーの精油のポイント>

・科名 → イネ科
・抽出部位 → 根

 

※アロマテラピー検定1級で出題される精油の種類は20種です。 これに2級で出題される10種を加え、計30種が検定の対象です。

(業務部 松村)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加