香りのブログ(2015年5月)

レモングラス

アロマテラピー検定で出題される精油の種類を紹介しています。 第28回目は「レモングラス」でアロマテラピー検定1級に出題される20種類のうちひとつです。

【レモングラス(Lemongrass)】

学名 : (西インド型) Cymbopogon citratus
     (東インド型) Cymbopogon flexuosus

おもな成分  : (西インド型) シトラール, ミルセン, メチルヘプテノン
         (東インド型) シトラール, メチルヘプテノン, ネロール, ゲラニオール

科名  : イネ科
抽出部位  : 葉
抽出方法  : 水蒸気蒸留法

 Lemongrass-s.jpg

心に対する働き  :

心を刺激して、やる気を取り戻すのを助けてくれます。精神的な疲労をやわらげ集中力や活力を取り戻してくれます。

 

体に対する働き  :

食べ過ぎや消化不良などの消化器系の働きを調整します。 スポーツの後などの筋肉痛や肩こり、神経痛の疲労回復に役立ちます。

 

 レモングラスの香りは名前の通りレモンに似ていますが、レモンよりも強く鮮やかで、果物にはない癖があるのが特徴です。香りの系統は「柑橘系」に分類されますが、レモングラスはイネ科の植物で、光毒性はありません。

レモングラスはイネ科の植物で、細長く尖った葉を持ち、草丈60~150cmまで生育し、高温多湿、水はけの良い土地を好む多年草です。南インド原産で熱帯から亜熱帯にかけて多く栽培されています。主にインドやネパールで生産されるイーストインディアン・レモングラスと、西インド諸島のマダガスカル、コモロ、グァテマラで生産されているウエストインディアン・レモングラスの2種類があります。

レモングラスは、インドの伝統として数千年前からその特性が重要視されてきた植物です。現在では、多くの国で食用ハーブやハーブティーとして親しまれています。特に タイ料理のスープ「トムヤンクン」の味と香りの決め手として欠かせない素材となっています。またネコが嫌がる香りとしてもレモングラスはよく知られています。タバコ臭やペット臭などの室内の嫌な匂いを消したいときにも効果があるほか、虫よけとしても使われています。

 

<レモングラスの精油のポイント>

・科名 → イネ科
・抽出部位 → 葉 
・虫が嫌うシトラール、シトロネラールを含むので、虫除けにも使われる。
・レモンではないので光毒性はない。

 

※アロマテラピー検定1級で出題される精油の種類は20種です。 これに2級で出題される10種を加え、計30種が検定の対象です。

(業務部 松村)

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メリッサ(レモンバーム)

アロマテラピー検定で出題される精油の種類を紹介しています。 第27回目は「メリッサ(レモンバーム)」でアロマテラピー検定1級に出題される20種類のうちひとつです。

【メリッサ(Melissa)】

学名 : Melissa officinalis
おもな成分  : リナロール、ゲラニオール、シトラール、シトロネラール
科名  : シソ科
抽出部位  : 花と葉
抽出方法  : 水蒸気蒸留法

 Melissa (Lemon Balm)-s.jpg

心に対する働き  :

精神的な混乱のときに興奮を鎮め、気分を落ち着かせる特性があります。 また、心をほぐし、明るく高揚させてくれる香りです。

 

 体に対する働き  :

抗アレルギー作用があるので、花粉症や呼吸器系のトラブルなどの症状を落ち着かせたり、 湿疹やかゆみなどをやわらげたりする働きがあります。

  

メリッサは、レモンに似た柑橘系とフローラル調をミックスしたようなデリケートな香りが特徴です。 レモンのようなフレッシュな香りがあるため、別名「レモンバーム」と言われています。

メリッサは、やぶ状に育つ草丈30cm~70cmのシソ科の多年生植物です。鮮やかな緑の葉を持ち、夏に白や黄の小さな花をつけます。 葉はハート型で、こするとレモンのような香りを放ちます。原産地は地中海地方ですが、現在ではヨーロッパ全域、北米、 北アフリカなどで広く見られます。

メリッサの植物自体は、ヨーロッパの至るところで見かけられるもので、決して希少なものではありませんが、 精油分の含有量が極めて少なく、1kgの精油を抽出するのに5~8トンもの開花したメリッサが必要とされるため、 100%のメリッサオイルは大変高価なものになります。

メリッサはギリシア語で「蜜蜂」を意味する言葉です。蜜蜂がメリッサの花を非常に好むことから同じ名前が付きました。 メリッサの蜂蜜はとても美味しいと評判だそうです。

  

<メリッサの精油のポイント>

・科名 → シソ科
・抽出方法 →  水蒸気蒸留法
・別名、レモンバームとも呼ばれています。

 ※アロマテラピー検定1級で出題される精油の種類は20種です。 これに2級で出題される10種を加え、計30種が検定の対象です。

(業務部 松村)

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