香りのブログ(デオドールの庭)
デオドールの庭 藤の花の剪定(秋)
秋も深まり、新宿にあるデオドールの庭は紅葉がきれいな季節です。落葉による庭掃除が大変な季節でもありますが・・・
昨年より少し遅れましたが、今年も藤の花の剪定を行いました。前述したように葉が散り始めると始末が更に大変なので、葉が落ちる前に行うのが秋剪定のポイントです。
庭には藤の鉢が全部で7個あるので、ほぼ半日がかりの大仕事です。道具は2種類の鋏です。いつも手入れで使っている鋏と、少し太めの枝を切る用の鋏です。夏の間伸び切った蔓は結構な太さになっているので、普通の鋏だと切りにくいと思います。
手順は次の通りです。
①伸びきった蔓を元から20cm~30cmくらい残して遠慮なくバッサリ切り落とします。
②次に残った葉をすべて残らず取り除いていきます。地味な作業ですが楽しいです。
③葉を取りきったら、短枝の芽と蔓の基部の5芽くらいを残して更に切り詰めます。この時、古い枝や木の根元から伸びた蔓も取り除きます。
以上で作業は終わりです。
藤の花の剪定で検索すると「春剪定&冬剪定」の記述がほとんどですが、この秋剪定の方法はYouTubeで見つけて昨年実施してみたところ、今年の春にたくさんの花を咲かすことが出来ました。年に一度だけで済み、簡単なので今年も同じ剪定方法です。
ここの鉢は枝が3階の外に張り出しているため、身を乗り出しながら剪定を行うので結構危険ですし、作業がやりにくいです。蔓を切るだけなら高枝切狭みという手も考えられますが、葉を取り除くのは手作業になるので、やはり頑張らないといけません。
6鉢分の剪定が完了しました。3袋分のゴミが出た分、庭はずいぶんスッキリしました。
ただ、これで終わりではありません。もう1個鉢が残っています。4階にある庭の分です。こちらも今週中には片づけたいと思います。
松村
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デオドールの庭 こんなはずでは・・・
先月のブログで枝が伸びすぎたパキラのことを書きましたが、その後に予定外のことがおきて困っています。
上の写真のように伸びすぎた枝を切り取り、スッキリさせたまでは良かったのですが、切り落とした枝をコンシンネの支柱代わりにしたのが間違いでした・・・ただ鉢に差しただけなのに、芽が出てきてしまいました。
2つの鉢に差したのですが、両方とも芽が育っています。このまま育てるには差した枝が長すぎてアンバランスですし、適当な長さに切って植え直すか・・・そもそもそういうつもりではなかったので思案中です。コンシンネを昨年増やしたばかりなので、パキラまで増やしてどうするんだと、ここ2週間悩んでいます。
観葉植物は生命力が強いことを改めて認識しました。そういえば、先月植え替えたゴムの木も勢いが良くなって枝が急成長中です。玄関先なので邪魔になる前に何とかしなければなりません。剪定する場合はもう適当に植木鉢に差したりしないよう気を付けます。
おまけ 今年のブドウは豊作みたいです。
昨年は生った実が少なかったうえ、早々に鳥に食べられてしまいましたが、今年はたくさん実が生ったので2つほど食べる用にネットで保護しました。残りは鳥用にそのままです。小粒なのに種があるので少し食べづらいですが、味は甘くて濃い味なので秋に実が熟れるのが楽しみです。
松村
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デオドールの庭 季節外れの藤の花
梅雨の合間にお庭の手入れをしていたら、何故か藤に花のつぼみが付いていました。
2ヶ月以上前に花を終え、葉と蔓を伸ばしている最中なのですが、小振りながら
しっかりとしたつぼみが二つもなっています。
二日後には無事開花し始めました。春先よりちょっと色が薄く白っぽい感じでが、香りはとても良かったです。本来なら木の生育の為には切り落とした方が良かったのかも知れませんが・・・
季節外れのせいなのか、花の盛りは短く3日ほどで花びらを落としてしまいました。
おまけ シャンデリアリリーシトロネラとストケシア(和名:ルリギク)
松村
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デオドールの庭 オオシマザクラの挿し木
先月の中旬にオオシマザクラの挿し木を行いました。根詰まりのせいか他に要因があるのか分かりませんが、今年は枝先に花や葉を付けなかったので根元あたりから伸びている脇芽を使い挿し木を試してみることにしました。成功率は素人でも五分五分とあったので、取り敢えずチャレンジです。
顧問が以前買ったジフィーポットがあったのでそれを使います。こちらは挿し木後、無事に根が張った時にそのまま他の鉢に植えられるから根を傷めずに済みます。そこに赤玉土や鹿沼土の小粒とバーミキュライトを混ぜた用土を入れ、水をたっぷり含ませます。
挿す枝は太さが3~4mmくらいで、葉に艶のある元気そうなものを選び、10~15cmの長さで切ります。
上の写真のように切り口を斜めに切った後、水に1時間から2時間ほど浸けて水揚げします。
葉の数を1~3枚くらい残して、あとは取り除きます。蒸散を防ぐために葉も半分以上カットしてしまいます。
切り口の先端を更に鋭角にカットし、発根促進剤をまぶします。
全部で7つ分挿し木しました。最初の3日間は水を切らさないようこまめに水やりをします。
1ヶ月が経ちました。7つの内3つはダメになってしまいましたが、残り4つは頑張っています。ちゃんと根付くまで油断はできませんが、気長に見守りたいと思います。
おまけ 悲しい出来事(注意:虫が苦手な方は見ないでください)
ふと気づくと山椒の鉢にアゲハの幼虫が3匹いました。このまま成長を楽しみにしていたのですが、いつの間にか全部いなくなってしまいました。どうやらスズメに食べられてしまったようです。山椒の側からすると害虫(?)から守ってくれたのに、愛着のあった幼虫達を思うと複雑な心境です。もしまた見つけたら、防鳥ネットでも張ってみようかと考えています。
松村
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デオドールの庭 ゴムの木の植替え
この事務所に移ってから9年目の初夏を迎えていますが、ずーっと気になっていた玄関のゴムの木の植え替えを行いました。
鉢の底から根が2m近く伸び、鉢の周囲にも巻き付いています。
何とか根や鉢を傷つけずに引き抜こうと10分以上格闘してみましたが、諦めました・・・
そこで、細川さんの手を借りて鉢を壊すことにしました。ハンマーで少しずつ崩して、鉢を取り除きます。
新しい鉢に移すにあたって、伸びすぎた余分な根を適当なところで切ります。
切り口からは白い樹液が出ます。葉や茎、根から出るこの液に素手で触れると、かぶれることもあるそうなので手袋は必須です。
根を丸めながら新しい鉢に移して、いい感じに納まりました。
後は用土を入れていきます。観葉植物用の土と赤玉などを適当に混ぜながら木がグラつかないように均等に埋めていきます。
土を入れ終わりました。この後、水を鉢の底から出るまでたっぷり与えます。
玄関先に戻して完成です。
おまけのパキラです。こちらも枝が伸びすぎたので、剪定して整えました。
松村
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