豊田香りの公園 (かおり風景100選 Part46)

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豊田香りの公園 (かおり風景100選 Part46)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」東海地方の4か所目のご紹介です。

【 豊田香りの公園 】


 1haの香りの公園内には、キンモクセイ、ハーブなどかおり豊かな植物が植えられていて、
 園内では四季折々のかおりが楽しめます。また、香りの博物館では果実・花・ハーブなど香りを
 実体験や、嗅覚の仕組み、かおりの歴史などを紹介しています。
 

 ◇所在地 / 静岡県豊田町
 ◇香りの源 / 金木犀、ハーブ、藤、樹木
 ◇季節 / 一年中


Japanese wisteria / Wisteria floribunda / 藤(フジ) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)

※写真はイメージです

< 熊野御前 >

熊野(ゆや)御前は、平安時代末期に池田荘の庄司の藤原重徳の娘として生まれ育ち、教養豊かな美しい女性で、和歌の道にも通じ、親孝行あったことから、当時の人々に「女性の手本」とされていました。見付の国府に赴任していた平宗盛に見初められた熊野は、やがて都へ上って行きました。宗盛と幸せな日々を送っていた熊野のもとに、ある日、母の病の報せが届きます。池田へ帰りたいという熊野の願いを、しかし宗盛は愛するあまり放しがたく、聞き入れてくれません。春、桜見物の席で、熊野は、「いかにせん、都の春も惜しけれど、なれしあずまの花やちるらん」(都も離れがたいが、故郷で命を散らそうとしている母が心配です)と詠み、その心に打たれた宗盛はついに帰郷を許したということです。やがて郷里池田で愛する宗盛の戦死と平家滅亡を聞いた熊野は、尼となり33歳の若さで生涯を終えました。熊野が祈りを捧げた庵の跡に建てられた行興寺の庭には、今も母のために熊野が植えた藤の花が、毎年長い花房をつけています。

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