上勝町の阿波番茶 (かおり風景100選 Part78)

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上勝町の阿波番茶 (かおり風景100選 Part78)

こんにちは。
今日は「かおり風景100選」四国地方の2か所目のご紹介です。

【 上勝町の阿波番茶 】

徳島県上勝町は標高200~700mの急斜面に棚田と農家が点在していて、阿波番茶の天日干しが始まる夏期には、茶葉を蒸すにおい、お茶を摺るにおい、天日干しするお茶のにおいが辺り一帯に漂います。


 ◇所在地 / 徳島県上勝町
 ◇香りの源 / 阿波番茶
 ◇季節 / 夏

 

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< 阿波番茶 >

阿波番茶は、お茶でありながら乳酸菌飲料でもあり、さわやかな酸味があるのが特徴です。四国・徳島の長閑な山間部を中心としたごく限られた地域で作られていますが、その製法は独特でお茶をヨーグルトのように乳酸発酵させるという、日本茶はもちろんお茶の本場である中国でもほとんど見ることの無い珍しい製茶法をとることで知られています。まず、7月中旬以降に完全に成長した一番茶のみを摘み、それを大きな釜で茹でてから茶すり機で茶葉を摺ります。その後、桶に一ヶ月間以上じっくりと漬け込み乳酸発酵させるという、独自の乳酸菌製法により作られているそうです。発酵茶には紅茶やウーロン茶が挙げられますが、こちらはお茶の葉が持つ酵素をそのまま利用して茶葉の成分を変化させますが、阿波番茶は、一旦熱を加えることで酵素による活性を止めた後に微生物の力を借りて発酵させます。こうして出来たお茶のことを"後発酵茶"というそうです。

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