香りのブログ(2014年11月)

ジャスミン

アロマテラピー検定で出題される精油の種類を紹介しています。 第17回目は「ジャスミン」でアロマテラピー検定1級に出題される20種類のうちひとつです。

【ジャスミン(Jasmin)】

学名 : Jasminum officinale, Jasminum grandiflorum
おもな成分  : 酢酸ベンジル, 酢酸フィティル, フィトール,
        cis-ジャスモン, ジャスミンラクトン
科名  : モクセイ科
抽出部位  : 花
抽出方法  : 揮発性有機溶剤抽出法

 Jasmin.JPG

心に対する働き  :高ぶった神経を落ち着かせてくれたり、 自信を高めて前向きに進む勇気を取り戻させてくれます。

体に対する働き  :月経痛や更年期などの女性特有のトラブルや、咽頭炎・鎮咳などの気管支のトラブルに効果があるといわれています。

 

甘くてエキゾチックな魅力的な香りは、たくさんの精油の中でも最も美しい香りを持つ精油の一つといわれています。 ジャスミンは、6メートルほどの高さまで生育する常緑の潅木で、白い星型の可愛らしい花を8月~ら10月にかけて咲かせます。 ヒマラヤ地域が原産とされていますが、現在では世界中で栽培されています。1トン(約800個分)花から、わずかに1kgの アブソリュート(*)しか採れないため、非常に高価となっています。ジャスミンは、日没後に香りが強くなるため、 夜間にたくさんの人手を使って摘み取られます。日中に摘み取っても良い香りのするオイルは得られないそうです。

ローズが「香りの女王」にたとえられるのに対し、ジャスミンは「香りの王様」と呼ばれています。インドやアラビアでは 古くから「媚薬」として取り扱われていました。また、クレオパトラが愛した香りとされ、ジャスミンの香油の助けを借りて、 ローマ帝国のカエサルやアントニウスを魅惑したというのは有名な話です。

 *溶剤抽出法で生産するオイルは、正確には「エッセンシャルオイル」ではなく「アブソリュート」です。日本語ではアブソリュートも「エッセンシャルオイル」と呼ばれますが、英語では両者は区別されています。

 <ジャスミンの精油のポイント>

・科名 → モクセイ科
・抽出方法 → 揮発性有機溶剤抽出法
・揮発性有機溶剤抽出法を用いて花から抽出される精油は「アブソリュート」と呼ばれ、エッセンシャルオイルとは区別されている。

※アロマテラピー検定1級で出題される精油の種類は20種です。 これに2級で出題される10種を加え、計30種が検定の対象です。

(業務部 松村)

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男を上げる香りの達人

先日、家族でお出かけした帰り道。

あと1人分あれば親子3人並んで座れる。。。そんな電車に遭遇。

向かい側にもう一つ席が空いていたので、
じゃあ1人はそちらでもいいかと考えていると、
隣のお兄さんが横に詰め、3人分空けてくれました。


ありがとう! (遠慮なく座らせていただきます。)


お隣に座るとふわりと良い香りが。。。

あら、悪くない。 たぶん香水の匂い。


フゼアの香りイメージ


独特な苦みの中に、フルーティな甘さをほんのり感じます。
香水のジャンルで言えば フゼアタイプ でしょうか。

【フゼアタイプ】
ラベンダーを基調とした、シダの香りを思わせる個性的な香りの香水です。
ベルガモット、ラベンダー、クマリン、オークモスが骨格となっています。
(パルファンさとりの香料用語辞典より)


しかも、香水の香りが強すぎず弱すぎず、邪魔にならない程度なのが好感度UP。

このお兄さん、香水の上級者だわ!


「すいませ~ん。どんな香水を使っていますか?」
と聞きたくてウズウズしたけど、
変なおばちゃんと思われたら困るので、ぐっと我慢。


香りの達人だなんて素敵ですよね~ (^_^)


(臭気判定士 小林)

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サンダルウッド

アロマテラピー検定で出題される精油の種類を紹介しています。 第16回目は「サンダルウッド(白檀)」でアロマテラピー検定1級に出題される20種類のうちひとつです。

【サンダルウッド(Sandlwood)】

学名 : Santalum album
おもな成分  : サンタロール、サンタレン
科名  : ビャクダン科
抽出部位  : 心材
抽出方法  : 水蒸気蒸留法

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心に対する働き  :

深く落ち着きのある香りが神経の緊張と不安をやわらげます。 心を安らかに静める働きがあるので、瞑想する時などに使われています。

体に対する働き  :

抗炎症作用により、のどの炎症や痛みをやわらげる効果があります。 殺菌作用があるので、にきびなどの炎症にもよいと言われています。

 

落ち着きのある、甘くまったりした木製の香り。香り立ちは弱いですが、最後まで香りが残る特徴があります。 サンダルウッドは、樹齢7年くらいまでは自分の根をほかの木に定着させる半寄生性の常緑樹です。 約30年ほどで樹高12~15mまで育ちます。精油は樹齢50~60年程度の成熟した木の中心部分(心材)を水蒸気蒸留して 抽出されます。近年では伐採により貴重な植物となったため、精油の生産やお香の原料など限られた用途にのみに使われいます。 インド政府は1本伐採したら1本植樹するよう法律で義務付けています。20kgの心材から約1kgの精油がとれます。

サンダルウッドは、インド文化において古くから親しまれてきた植物で、インドの寺院では瞑想の薫香に利用されてきました。 インドのマイソール産のものが最も上質とされていますが、Santalum spicatumやPterocarpus santlinumなど、 学名が異なる種類のものがありますので、注意が必要です。 ほとんどの精油は水に浮きますが、サンダルウッドは沈みます。

<サンダルウッドの精油のポイント>

・科名 → ビャクダン科
・抽出部位 → 心材
・古代から宗教儀式や瞑想に使われている
・水に沈む

 

※アロマテラピー検定1級で出題される精油の種類は20種です。 これに2級で出題される10種を加え、計30種が検定の対象です。

(業務部 松村)

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