飲食店の臭いの原因と苦情対策アドバイス

ファストフード・レストラン、水産食品加工、和食料理店、イタリアン・ピザ、
うなぎ蒲焼、うどん、お好み焼き、たこ焼き、カレー、とんかつ、喫茶店（コーヒー）、天婦羅など

焼肉や焼鳥など炭火を使ったお店の排気には、煙やオイルミストが大量に含まれます。
また、煙が出ていると見た目にも「におう」印象を与えてしまいます。

一方、排気中に煙やオイルミストがあると、脱臭装置は効果を発揮できません。まず、グリースフィルターなどの油煙除去装置で煙やオイルミストを除去してください。
その後、脱臭装置を通してにおいを除去します。

※においは目に見えないガス状なので、煙除去装置だけでは臭気を取り逃がしてしまいます。脱臭装置との併用をおすすめします。

スーパーや飲食店から発生する悪臭には、厨房排気の他に排水のにおいが問題になることがよくあります。

グリーストラップ、排水溝、側溝にゴミや排水が溜まっていませんか？この排水の流れが滞留すると、水が腐敗し悪臭が発生します。

グリーストラップのバスケット（網かご）に溜まったゴミは毎日取り除き、清掃・メンテナンスの回数を増やしてください。

特にスープやチャーシューの仕込み時に、強いにおいが発生することが多いようです。「飲食店まずはここをチェック！」を参考に対策してみてください。

その他にもこんな対策…

• 建物に隙間がある場合は、目張りを張ってにおいの漏れを防ぐ。
• 排気口を屋上まで延ばせる場合は排気ダクトを延長する。

においが侵入しないよう、脱臭フィルターを給気ダクトに設置します。

脱臭フィルターとは、主に活性炭やセラミック、ゼオライトなどを使った脱臭装置で、におい物質をその表面に吸着し除去するものです。

※当社でも吸着脱臭フィルターを取り扱っています。

飲食店では、残飯やゴミのにおいも苦情の対象になります。

• ゴミ容器に蓋をしたり一旦倉庫で保管するなどして、においを外部へ漏らさないようにする。
• ゴミの保管期間を短くし、保管温度をできるだけ低くする。
• ゴミ置場の清掃をこまめにし、脱臭器の設置を検討する。

※当社でもゴミ置場用消臭器を取り扱っています。