産業廃棄物処理施設のにおい対策

産業廃棄物施設にゴミを運搬する収集車

臭気と現場環境

廃プラスチックや紙くずなどの産業廃棄物から発生する腐敗臭。

産業廃棄物処理施設の周辺には多数種のごみ処理場があり、施設内外からニオイが漂っていました。作業員は常にニオイ（腐敗臭）にさらされストレスを感じていました。

産業廃棄物処理施設のゴミと重機

処理会社社長が「現場作業員の職場環境を改善し、ストレス低減を図りたい」と脱臭装置の導入をご検討。他社とは違う気体による消臭方法に興味を持たれ、当社に連絡されました。

早速テスト器を設置し2週間ほどご利用してもらうと、現場作業員の方々に大変満足していただけました。消臭効果とランニングコストにも納得され、導入する運びとなりました。

植物精油消臭剤による中和消臭システム。消臭剤が気体となって空間に広がり悪臭と反応します。デオドールの中和消臭器は、液体の消臭剤を噴霧するのと違い作業場を濡らすことがありません。ゴミ臭の不快感を和らげながら消臭できるのも大きな特長です。

設置方法1（出入口）

施設全体へ消臭剤を行き渡らせるため、大型扇風機で拡散させています。処理施設内は作業車両が出入りするため、消臭器は床置きにはせず壁に取り付けることにしました。

消臭剤発散後、施設内の悪臭は低減。作業員の方からも「ニオイがしなくなったし、消臭剤の香りも気に入った」と笑顔で感想をいただきました。

その後、何年も継続してご使用いただいており、更に別の廃棄物処理施設にも導入いただきました。

産業廃棄物処理場というと、そもそもゴミのある環境なので、みなさん我慢して作業されているものと勝手に考えていました。実際は、必要な機材の導入や作業場の導線など、働く環境への配慮がしっかりされていると感じました。

お問い合わせ頂いた社長からの「従業員の作業環境を改善し、できるだけストレスのない施設を目指したい」とのご要望に私は感動しました。当社の消臭器が、作業員さんの環境改善に一役立てたことがとても嬉しいです。