うなぎ屋さんの「おいしそうなにおい」も脱臭の対象です『厨房排気脱臭のブログ』

厨房排気脱臭の日本デオドール
    
脱臭に関するお問い合わせ

うなぎ屋さんの「おいしそうなにおい」も脱臭の対象です

今日は土用の丑の日。あの香ばしくおいしそうなにおいを嗅ぐと、やはりうなぎが食べたくなりますね。うなぎ屋さんも大忙しではないでしょうか。先日、そんなうなぎ屋さんに当社の脱臭装置が導入されたのでご紹介します。


うなぎ丼
(写真はイメージです)

うなぎ屋さんが脱臭装置を導入した訳

こちらのうなぎ屋さん、お刺身や天ぷらも楽しめるおしゃれでアットホームな割烹料理のお店です。大通りに面した準工業地域にありますが、店舗裏手は数メートルもすれば第一種住居地域。戸建て住宅の多いエリアです。


うなぎのにおいは一般的にはおいしそうな匂いですが、そんなにおいも毎日嗅がされたらどうでしょう。迷惑なにおい=悪臭となり、近隣から苦情が入ることになります。そこで、うなぎを焼く時のにおいで近隣に迷惑をかけないよう脱臭装置を取付けることになりました。

狭くても設置できる中和消臭器

隣接する建物との間には塀があり、幅が1m程度しかありません。


うなぎ屋と隣の間
【うなぎ屋と隣接する建物の間】


今回選んだ脱臭装置は中和消臭器 DC-4SⅡ。排気風量とにおいの強さから選定しました。こちらの機種は約30cm四方のコンパクトサイズのため限られた場所にも設置することができます。
架台を作ってきれいに工事していただきました。(設置工事は地元の設備業者様にお願いしました。)


うなぎ屋に設置した脱臭装置
【うなぎ屋に設置した中和消臭器 DC-4SⅡ】

消臭の仕組み

当社の中和消臭器は排気ダクトの中へ消臭剤を挿入し、臭いと反応させて臭気を低減させる脱臭装置です。消臭剤を水で薄めて噴霧するのではなく、特殊な方法で気化させて使います。空気のような消臭剤は、既存の排気ファンの力を利用して送り込むことができ電源無しで設置できます。


消臭器DCシリーズ設置方法1
【イラストで見る消臭イメージ】

実際の導入の様子

厨房の排気ダクトと脱臭装置を45φの吹出ノズルでつなぎます。脱臭装置内で気体となった消臭剤がダクト中へ送り込まれます。(下写真の緑矢印が消臭剤の経路)


排気ダクトと脱臭装置
【排気ダクトと脱臭装置】


ダクト内に入った消臭剤は排気ファンの部分で撹拌され、うなぎのにおいと中和反応が進みます。甘く焦げ臭いタレのにおいが、スッキリとした軽いにおいに変わって排気口から出てきます。


排気口と脱臭装置
【排気口と脱臭装置】

さいごに

今年は猛暑になると言われています。夏バテ予防のためにうなぎの需要が増しそうですね。お店が繁盛すれば、それだけ脱臭装置の役割も大きくなります。


人は一度嫌だと思ったにおいに敏感になります。しかし、残念ながら100%無臭にできる脱臭装置はなく、悪臭防止法でもそこまでは求めていません。


お店側としてはできるだけ臭いを出さない努力をし、近隣の方にはその取り組みを認めてもらえたらと思います。


(ホームページ担当 小林)

日時:2017年7月25日
(最終更新日:2022年8月19日)


脱臭に関するお問い合わせ

トップページ商品一覧消臭の仕組み導入事例 | 料金例 | よくある質問会社概要脱臭アドバイス厨房排気脱臭のブログサイトマップ