オフィスの臭い対策!快適な仕事空間にするためのおすすめ消臭方法
リモートワークも増えている昨今ですが、仕事と言えば職場へ出勤するのがまだまだ主流です。人の集まるオフィスでは、加齢臭などの体臭やカビ臭いニオイ、エアコンなど空調からのニオイ、原因不明の悪臭など様々なニオイが発生する可能性があります。
オフィスでお仕事をしていてニオイが気になることはありませんか?
室内が臭いと集中力が下がり仕事のパフォーマンスに影響する、社員が定着しづらいといった声もあるようです。
今回は創業以来30年以上臭い問題に取り組む日本デオドールから、オフィスの「気になる臭い」や「悪臭」の元となりうる臭いについてお伝えし、そこで働く方々が心地よく仕事に集中できる環境作りの方法をご紹介します。
この記事を読んでわかること
- オフィスの悪臭や気になるニオイの原因がわかる
- 実際にあったオフィスの臭い問題とその対策がわかる
- フィトンチッド消臭を使ってオフィスの臭いを消す方法がわかる
臭いの原因はコレだった
オフィスでの臭い問題の特徴は「オフィスは様々な臭いに溢れている」ことです。一つ一つはそこまで強くなくても、色々な種類の臭いが混ざりあうことで、何とも言えない独特な臭気になってしまうケースが多くみられます。
そのため臭いの元となっている臭いの種類を知り、臭いの元を探し出すことがまずは大切です。臭気調査や脱臭装置の導入など様々な現場経験から、オフィスの気になる臭いの原因臭気を取り上げます。
①体臭
オフィスには様々な年代の人が多く集まります。年代によって体臭や汗のにおいは違いますし、使っている化粧品や香水、柔軟剤のにおいも色々です。一つ一つは弱くて気にならない程度でも、においが混ざりあうと強度が増すこともあります。
香水や柔軟剤といったいわゆる良い香りも、単体なら問題なくても他のにおいと混ざると不快な臭いになることもあるので要注意です。
②食べ物の臭い
食べ物の臭いも原因の一因です。ランチに出かけたときに服にしみついた臭い、オフィスで食べたお昼のお弁当の臭い、気分転換に飲んだコーヒーの香りなど、気が付かないうちに臭いをオフィスに持ち込んでしまっています。
③生臭いにおい
オフィスからの臭気調査のご依頼で多く見受けられるのがこの「魚のような生臭いにおいがする」という件です。
オフィスで魚の臭いがしたら確かに不思議、ちょっと驚きますよね。でも実はよく耳にするご依頼内容なのです。
魚のような生臭いにおいの原因は、断熱材として使用しているグラスウールであるケースが多々あります。
通常グラスウールからそのような臭いは発生しませんが、湿度などの影響でまれに化学変化を起こし魚のような生臭い臭いが発生する場合があります。
④腐ったような臭い
こちらも時々いただくご依頼で「腐った肉のような臭いがする」というご相談があります。キレイに掃除されているオフィスで腐った肉の臭いがするというのは意外ですよね。
この場合、天井裏を調べると原因が見つかることが多くあります。においの元の正体は、ずばり「ネズミの死骸」。オフィスはキレイでも天井裏にはネズミが入ってきてしまうことがあるのです。腐った臭いを感じたら、そのような可能性も考えられます。
⑤カビ臭いにおい
オフィスでかび臭いにおいがする場合、発生元になっているのは「エアコンなどの空調」であるケースが多く見られます。
床や目に見える部分はキレイに掃除しても、空調機の中のメンテナンスまではなかなか手が回らないこともあるかもしれません。
しかし、エアコンなどの空調機の内部は想像よりも汚れるものです。内部に溜まったほこりにカビが発生し、空調の風とともにカビの臭いがオフィスに漂ってしまいます。
実際にあったオフィスの臭い問題とその対策
オフィスの臭い対策の事例として、実際に起こったオフィスでの臭いトラブルとその解決方法をご紹介します。
【事例1】オフィスビルでの生臭いにおい
どこからともなく漂う生臭いにおい。こんなところから臭いが出てた?!
弊社の「臭気調査」に時々ご相談がくる「オフィスビルでの生臭いにおい」トラブル。上述しましたグラスウールではなく、意外なモノが犯人であることもありました。今回ご紹介するのはその一例です。
現場状況
とあるオフィスビルの1室から「部屋中に生臭いにおいがする」とのご依頼をいただき調査員が伺いました。普段はあまり使用していない部屋で、時々使用するときに入室すると生臭いにおいを感じるとのことでした。
調査員が確認したところ、確かに部屋全体に生臭いにおいを感じました。強いにおいの発生源があるというよりは、部屋全体に臭気がふわっと漂っている、そんな印象でした。
原因判明
天井裏など目視で確認できるところはチェックしたものの臭いの発生源は見つからず。よくあるグラスウールからの臭いでもありませんでした。
再度においを確認すると床に近づくほどにおいが強くなることわかり、床に敷いてあったタイルカーペットをはがして臭いを確認すると・・・犯人発見!臭いはタイルカーペット裏面から発生していました。
実はこれも時々あるケースです。床下地コンクリートにタイルカーペットを貼ると湿度などの影響で接着剤が変質して「魚のような生臭いにおい」が発生することがあるのです。
対策・その後
このような場合、一番良いにおい対策は「とにかく換気」です。普段使用されないお部屋でしたが、なるべく窓を開け部屋の空気を入れ替え、また床を乾燥させることが大切です。
換気を徹底した結果、だいぶ臭いが低減したそうです。
【事例2】部屋に漂う腐敗したような臭い
天井裏がトンデモナイことに!天井裏に臭いの元があった場合、どのような対策が有効なのかご紹介します。
現場状況
周辺に飲食店があるオフィスビルの一室で「腐敗したような臭い」がするとのご相談をいただき、調査員が伺いました。
調査員が臭いの状況を確認したところ、フロアの中でも臭いが強い場所とほとんど臭いを感じない場所があることがわかり、臭いの元はピンポイントにあるとわかりました。
原因判明
「強い腐敗臭」を感じる場所の天井裏を確認すると、ネズミの死骸を発見。臭いの元はこの死骸でした。
天井裏には腐敗臭が充満しており、天井の隙間から天井裏の空気が室内に流れ込むことで、室内に臭いが流れてくることも確認しました。
対策・その後
まずは原因となっていたネズミの死骸を除去し、しっかり清掃した後に消臭剤を散布します。躯体にしみ込んでしまった臭いには、置き型の消臭剤を設置して対処しました。
更に天井の隙間をしっかりコーキングすることで、天井裏の空気が室内に流れてこないように対策しました。
天井裏は換気が難しいため、消臭剤による消臭が必要になります。
あまりににおいが強い場合はコート剤などを塗布してにおいの発生を抑えることが必要なケースもあるかもしれませんが、今までご相談いただいた案件では「消臭剤+隙間コーキング」で臭いを低減できています。
オフィスにおすすめのフィトンチッド消臭
オフィスで不快な臭いを感じた時におすすめなのが、デオドールのフィトンチッド消臭剤。嫌な臭いをしっかり消臭するだけでなく、植物精油の+α効果でより快適な空間づくりに繋がります。
■オフィス全体を手軽に消臭「森のカプセルクローバー」
オフィスの中の空気を一新したい!でも大きな機械を置くスペースがない。という場合はエアコンや空調機に直接設置する「森のカプセルクローバー」がおすすめ。空調の風に乗って消臭剤が部屋中に広がります。
空調機が稼働している時間のみ消臭剤が広がるため無駄がありません。エアコンのカビ臭さも一緒に解消できます。
■自分のデスク周りのみ消臭したいときは「森のカプセル」
なんとなく自分の臭いが気になる。自分の周りだけいい香りをさせたいというときは小さな置き型消臭剤である「森のカプセル」がおすすめ。消臭剤としては勿論、リフレッシュ系のビーズを入れたら集中力がアップして仕事もはかどるかも。
■フロア全体を一気に消臭、業務用「森林浴消臭器」
1部屋だけでなくフロア全体を一気に消臭したい場合は、空調システムに業務用の「森林浴消臭器」を組み込むことをおすすめします。こちらも消臭+集中力アップ効果が期待できるとして、オフィスビルや学習塾で採用されております。
(更新日:2024年4月 9日)