対象臭気と現場状況
塗装工場の塗装臭排気対策
河川と民家に囲まれた塗装工場。風向きによって民家側に塗装臭が広がってしまうおそれがあり、予防対策として消臭器を設置しました。
対策方法
排気風量が大きいので消臭器は大型化する必要がありましたが、設置スペースを考慮してコンパクトタイプの中和消臭器DMDシリーズを複数台設置。排気チャンバー横の倉庫に本体を設置することで、雨や直射日光から消臭器を保護しています。
工場内に設けた手元スイッチで電源を入れ、臭いが出るときだけ消臭器を稼働するようにしました。必要時だけ運転することでランニングコストを抑えることができます。
消臭器は倉庫内に設置
排気チャンバーに消臭剤を放出
(緑色は消臭剤の発散イメージ)
使用機種
- 消臭器
- 中和消臭器 DMD-02ATⅡ 3台
- 消臭剤
- ウッディーマイルド(消臭液:調整液=1:1で調整)
対策後の様子
塗装臭特有の刺激的な感じが和らぎ、柔らかいにおいに変わっています。排気後も消臭反応が続くため臭いの広がりも抑えられています。風が河川方向に吹いているときは使用しなくてもよく、手元スイッチを有効に使うことで民家側への消臭対策をしっかりと行うことができました。
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