においの発生現場
山々に囲まれた自然豊かな町の浄化センター。下水の処理工程では汚泥が発生しますが、産業廃棄物として定期的に排出する必要があり、汚泥を汲み取って運ぶ際、臭いが近隣に漏れて苦情になっていました。
デオドールが選ばれた理由
近隣住民の前で消臭テスト
町役場のご担当者から相談を受け、約1ヶ月後、現地で中和消臭器のデモテストを行うことになりました。当日伺うと、なんと近隣住民の方も10名ほどいらっしゃるではありませんか。
緊張の中、約100平方メートルの施設内に消臭剤を発散したところ、「においが変わった!」「このくらいの変化があれば良いんじゃないか。」といったご意見が寄せられ、その場で導入決定となりました。
浄化センターに実際に導入した様子
浄化センターの施設内に中和消臭器を設置し、拡散用ファンを使用して部屋の隅々まで消臭剤を広げる方法です。消臭器は手元スイッチでON/OFFできるようにし、汚泥汲取車が出入りする時など臭気が発生しやすい時に手動で運転できるようにしました。
中和消臭器の設置イメージ
中和消臭器と拡散用ファン
(矢印は消臭剤が広がるイメージ)
消臭剤の挿入
消臭器の運転スイッチ
使用した脱臭装置
- 消臭器
- 中和消臭器 DMD-02ATⅡ
外径寸法(mm):332W×150D×243H
重量:5kg - ※設置用の棚と拡散ファンは施設側で用意。
担当者より
デモテストにお伺いした時、大勢の人がいたのには正直驚きましたが、実際に臭気でお困りの皆様の前でテストできたのは、返ってよかったと思います。
汚泥には硫化水素やメチルメルカプタンなどの悪臭が含まれていますが、これら硫黄系の物質は濃度が低くても臭うのが特長で、薄くするだけではなかなか解決しないのが難しいところです。
テストで実感していただいたように、悪臭の質を変えるのが大きな脱臭ポイントです。それができる中和消臭を皆さまにも喜んでいただけ、大変うれしく感じました。
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