対象臭気と消臭目的
業務用生ごみ処理機から発生する臭気
従業員約500人の工場内に設置されている生ごみ処理機。食堂の食品残渣減量のために設けられ、微生物による発酵作用で生ごみを分解しています。
しかし、生ごみ処理機の排気が事務棟側へ向いているため従業員から苦情があり、臭い対策が必要でした。
デオドールの脱臭装置が選ばれたわけ
ご相談をいただき担当者が現地調査に伺いました。その後、テスト器にてお試しいただいたところ消臭効果が認められ導入に至りました。
場所を取らないコンパクトなサイズも採用の決め手になったようです。
対策方法
生ごみ処理機の本体に小型の中和消臭器を取り付け、フィトンチッド消臭剤を処理機内に吹き出します。デオドールの消臭剤は外部へ放出する時は気体のため、液体を噴霧する仕様の脱臭装置と違い湿度を上げる心配がありません。
においの不快感を変える働きもあるため、生ごみ臭にはおすすめの脱臭装置です。
生ごみ処理機に取り付けた中和消臭器
気体の消臭剤を生ごみ処理機内へ
臭気はまとめてダクト排気
排気後も続く消臭反応
使用機種
- 消臭器
- 中和消臭器 VK-102ATⅡ 1台
- 消臭剤
- 消臭ビーズ(100) ウッディーマイルド 2個
対策後の様子
設置後は生ゴミ臭が和らぎ臭気が大幅に低減しました。
脱臭装置はタイマー運転ではなく、手元スイッチで電源をON/OFFできるようにしました。生ごみを大量投入した後など運転したい時に作動でき、コストも抑えられます。